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HIV感染してもエイズを発症させないよう治療しましょう!

2019年12月25日

性病と言えば代表的なのがエイズだと思います。HIVというのはヒト免疫不全ウイルスというウイルスのことで、エイズは後天性免疫不全症候群という病気のことになります。ヒト免疫不全ウイルスに感染した結果、最終的に発症するのが後天性免疫不全症候群なのです。

現在の技術では完治することができない病気であり、意外とHIVに感染しても気付かないことが多いです。HIVウイルスに感染して1週間から10日程経過すると、風邪のような症状が出ます。高熱が出たり関節が痛くなったり喉が痛くなったりするのです。これを急性感染期と言って、急激に体内でウイルスが増えている証拠です。
しかしこの症状も暫くすると治ってしまいます。早ければ1週間、長くても1ヵ月もあれば自然と治ってしまうので、ただの風邪だと思って終わってしまうのです。
急性感染期が終わると暫くは無症状の状態が続きます。これを無症候期と言います。しかし無症状だからといって何も変化がない訳ではありません。免疫機能とウイルスが拮抗している状態なので無症状なのですが、免疫機能は攻撃され続けています。この無症候期はひとそれぞれで、1年くらいの人もいれば10年続く人もいます。
最終的に免疫機能が破壊されてしまうとエイズ発症期に入るのです。エイズを発症すると免疫力が著しく下がり、健康であればかからないような病気にもかかりやすくなったり、癌ができやすくなります。そのため寿命が一気に短くなってしまうのです。

HIVに感染すると、それこそ人生を狂わせることになります。完治することができないので、寿命が短くなるのは確実です。
検査の結果陽性になったらどうせ死ぬしかないのかと悲観する患者もいますが、現代の技術では完治できないものの薬でコントロールすることはできます。薬を利用することによって無症候期を長引かせるのです。そのため普通の人生を送ることだって可能になっています。
陽性になってから一切治療をしなければ6割が1年以内にエイズを発症すると言われています。エイズを発症すると人生もおしまいだと思わずに、きちんと真摯に治療することが必要です。
HIVに感染しているかどうかは病院で検査することもできますが、各地方自治体の保健所でも無料で検査することができます。もしかしてと思った時には予約をして検査をして貰いましょう。

最近では患者さん同士で情報交換をしたり、支援団体もあります。陽性が出た後は悲観しがちですが、一人で抱え込まずに相談し合うようにしましょう。