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キスだけでもうつる梅毒が増えています

2020年04月20日

かつては日本でも不治の病として恐れられていた梅毒。近年は減少傾向にあったのですが、最近徐々に日本でも広がりを見せているのです。
梅毒は感染力が強く、感染している部位との直接接触した結果、菌が皮膚や粘膜の小さな傷から入り込んでしまうのです。そのため1回の性行為で感染する確率は20%とも言われています。

梅毒に感染して3週間経つと、感染部位に小さなしこりができます。女性は子宮頸部や大陰唇、小陰唇に出ることが多く、男性は亀頭周辺にできることが多いです。これは痛みもかゆみもなく、暫くすると自然と治ってしまうので見逃しがちです。
3カ月経過すると赤茶色の盛り上がりができます。掌や足の裏の湿疹、ピンク色のあざができるケースも。これも暫く経つと自然に消えてしまいます。
3年以上経過するとゴム腫と言われる固いしこりができます。そして末期になると脳や目、血管、神経に重大な障害が出てしまうのです。
梅毒は男性も女性も症状が同じですが、自然と消えてしまうので気付きにくいというのが特徴です。早期に発見できれば完治することができる病気なので、自然治癒するんじゃないかと希望を抱かずに病院に行くようにしましょう。

梅毒はペニシリン系の治療薬を利用することによって治すことができます。日本ではペニシリン系のアモキシシリンのみが許可されていて、第一選択薬になっています。ペニシリン系にアレルギーがある場合にはミノサイクリンやドキシサイクリンを処方されますが、きちんと完治させられるので大丈夫です。
治療期間は症状がどの段階まで進んでいるかによって大きく異なり、症状が進めば進むほど長くなります。第一期であれば2週間から4週間ですが、第二期になると4週間から8週間とかなり長期に渡ります。
治療を行う場合、気を付けたいのが料金です。場所によっては保険適用外となることもあるので、かなり高くなってしまいます。病院によって料金は異なりますが、大体1万円前後と結構掛かるのです。保険適用されるのであれば更に安くなるので、保険適用されるところを探して受診することをおすすめします。

梅毒を予防するにはコンドームを着ける、決まった相手と以外はキスをしない等が考えられます。根本的な予防として、決まったパートナー以外と性行為またはそれに準ずる行為をしないのが一番です。梅毒は治療をするのにも時間とお金がかかります。感染しないように予防をするようにしましょう。